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上りのホームに下り列車は来ない!

category : テクニカル分析 2014.2.19 

前回に引き続き、今日もトレーダーの心理面にフォーカスしたお話をしようと思います。

今日のお話も、とっても示唆に富んだものなので、これまでの自分の経験に照らし合わせて読んでもらえたらいいと思います。

では早速、今日のお話をしていこうと思います。

いま、あなたはドル円のロングのポジションを保有しており、狙い通りボリンジャーバンドの+2σまで届きそうな相場の勢いです。

含み益は50pipsです。

しばらくしてドル円は目標価格に到達し、決済され、見事50pipsを獲得することに成功しました。

しばらく相場の動きを観察していると徐々にドル円が弱含んできました。

さぁ、ここで問題です。

あなたはこの状況でどうしますか?

1.ボリンジャーバンドのミドルラインは上向きだけど、反転しそうな雰囲気なのでショートする。

2.ボリンジャーバンドのミドルラインが上向きなので、次の買いシグナルでロングする。

3.方向感が定まらないので様子見する。

さて、あなたの答えは出ましたか?

実は、この問題の正解を導くためにはもっと詳細な情報が必要だと感じる人もいるかも知れませんが、僕的にはこれ以上の詳細な情報がたとえ与えられたとしても、正解に辿り着く確立はそれほど劇的に増加するとは思っていません。

つまり、ボリンジャーバンドの+2σに達したドル円が上値を更新して行けるか、それとも、反転してミドルまで下落して来るかは、チャートを眺めていても判断付かないと思っています。

相場次第で上がる時は上がって行くし、下げるときは往って来いです。

じゃぁ、答えは3ということになりますが、それでは今日のお話としてまったく示唆に富んでいないので、敢えて答えは

「少なくとも1ではない」

とします。

たぶん、3を答えとして選択した人は「慎重」な人でしょう。

また、2を答えとして選択した人は「論理的」な人でしょう。

では、1を答えとして選択した人はどんな人なのでしょう?

たぶん、「せっかち」で「おっちょこちょい」な人だと、僕は思います。

「せっかち」なトレーダーというのは、得てして上下動する為替のトレンドにおいて、往復で利益を獲得したいと考えます。

ロングで勝ったら、次はショートで勝ってやろう、と考えるわけです。

自分がロングポジションをクローズした瞬間から、トレンドは反転して下落すると考えてしまいます。

そういう場合もあるでしょうけれども、大抵の場合は更に上値を延ばして行くものです。

そして、

「しまった!」

と思って慌ててロングすると、そこが天井だったりする訳です。

かなり「おっちょこちょい」ですよね。

実は、僕もこれまでに何度も経験しています。

経験しているからこそ言えることなのですが、トレンドの中でエグジットする時は、途中下車と考えた方がよいです。

あなたの乗っていた上りのトレンド号という電車は、方向転換などせず、上って行ってしまうものだと思って下さい。

下りのトレンド号は、そうタイミングよくやっては来ないものだと思ってください。

大体にして、上りのホームにあなたは降り立ったはずなので、下りのトレンド号は反対のホームです。

下りのトレンド号を待っても来ないわけです。

下りのトレンド号に乗れる場合というのは、その駅のホームが上りと下りで共通な、小さな、めずらしい駅の場合のみです。

「慎重」な人は、途中下車した駅がどこなのか、何と言う名前の駅なのか調べてから次の行動を決めます。

そして、ちょっと休んでいこうかと考えたりします。

「論理的」な人は、次にやってきた上りの電車に乗って行くことを考えます。

「おっちょこちょい」な人は、よく確認もせずに下り列車に飛び乗ろうとして上り列車にはねられてしまうのです。

こわっ!

少し例えが過ぎましたが、ニュアンスが伝わりましたでしょうか?

よくわからなかった場合には、メールでもください。

質問はいつでも大歓迎です。

では、

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