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上昇トレンドにおける高値持ち合い

category : テクニカル分析 2014.5.26 

今回から数回にわたって、僕が頼りにしているエントリタイミングをご紹介していきたいと思います。

可能な限りチャート画像も使用して解説したいと思いますので、楽しみにしていてください。

前号でお伝えしたように、第1回目のエントリタイミングに関するエッジは、

第1回 上昇トレンドにおける高値持ち合い

です。

その前に、エッジについて少しお話しておきます。

エッジ(=edge)とは、「強み」とか「優位性」などと訳されます。

つまり、これからお話するエントリタイミングに関するエッジとは、

「優位性」のあるエントリタイミング

という意味です。

FXで勝つためには、エントリするタイミングというのが非常に重要な要素となって来ます。

相場がどちらに動くのかまったく予測できないような状況で博打的にエントリしていたのでは、まったくお話にならない世界です。

トレーダーは、常にエントリのタイミングを計っています。

それは重要な経済指標の発表タイミングであったり、要人発言であったり、地政学的な不安定要因の発生だったり、様々ですが、常にこれらのイベントやその時々に注目されているテーマの内容に注目が集まっているわけです。

ただ、初心者にはこれらのイベントやテーマの内容を瞬時に判断してエントリを決断するのは非常にハードルが高いのも事実です。

そんな中にあって、比較的分かり易く、確度が高いエントリタイミングの計り方があります。

それをここでは、エッジと読んでいます。

前置きが長くなりましたが、第1回目の

「上昇トレンドにおける高値持ち合い」

についてお話して行きたいと思います。

実は、

「上昇トレンドにおける高値持ち合い」

という表現をもう少し汎用的に表現すると、

「踊り場」

ということです。

つまり、

価格の急激な上昇や下降後によく見られる値動きのなのですが、ボラティリティが減り価格が動かなくなります。

チャート上では実体部分の短いローソク足が横に並びます。

この状況が持ち合いと呼ばれる相場です。

そして、徐々に移動平均線との乖離が解消されて行きます。

ここでチャートを見てみましょう。

ここで紹介するチャートは、2014年5月13日から16日に掛けてのEUR/JPYの1時間足チャートです。

5月13日の18時にピークを付けた後、トレンドは下降トレンドになり、高値140.934円から4時間あまりで90pipsの急落となりました。

この下落は、ユーロ圏の経済の先行き懸念が意識され、6月のECB理事会で緩和に踏み切るとの思惑からユーロが売られました。

その後EUR/JPYは持ち合い相場に移行し、140.10円近辺で膠着状態に入っています。

これが持ち合い相場です。そして、ボリンジャーバンドのミドルライン(=20MA)との乖離が徐々に解消されているのが分かります。

このパターンをよく覚えておいて下さい。

「下落トレンドの下値持ち合い」

です。

相場が動き始めるのはこの後です。

ボリンジャーバンドのミドルラインとローソク足がぶつかったところがエントリタイミングになります。

エントリ方向は、この場合、ショートです。

つまり、持ち合い相場を抜けるときは、これまでのトレンドと同一方向というのがエッジになります。

分かり易いですよね。

チャートを見て下さい。

5月14日の17時に長い上ヒゲを付けた後、再度急激な下落に転じています。

これで「踊り場」が形勢されました。

持ち合い相場を形勢している間は、次の下落のためのエネルギーを溜めている期間だと考えて下さい。

そのエネルギーが放出されるタイミングが、実は、ボリンジャーバンドのミドルラインにタッチした瞬間です。

と言っても、正確には、ミドルにタッチした後の相場が動き始める時間帯です。

チャート上でローソク足がミドルにタッチするのは、5月14日の14時です。

ですが、この時間帯には相場は動きません。

ですから、このタイミングでエントリするのは得策ではありません。

ここでエントリした場合、17時からの欧州勢の波に飲まれて、損切りを余儀なくされてしまいます。

17時のローソク足の長い上ヒゲがそれです。

最前の策は、17時から動くだろうという予測の下、17時のローソク足が上ヒゲを付けた後、陰線転換したタイミングでエントリすることです。

もしくは、18時のローソク足が出るのを待つのも良い手と思います。

その後、EUR/JPYは、この下降トレンドの下値持ち合いに近い状態でさらに2回、下落を続けています。

チャート的には非常に分かり易いため、初心者にも使い勝ってのよいエッジだと思いますので、是非、試してみて下さい。

では、

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