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サプライズな金利政策発表

category : テクニカル分析 2014.9.7 

では今週も先週の振り返りからいきましょう。

先週は月初めの第一週ということもあり、非常に注目度の高い指標発表、各国の政策金利、要人発言が目白押しの週でした。

また、秋からの大相場を期待する向きも多く、かなり注目された一週間でした。

先週のこのメルマガでお伝えしたように、各国の政策金利の変更は相場に与えるインパクトが大きく、それをきっかけに大きなトレンドが発生することも多くあります。

特にサプライズ的な要素が加わるとそのインパクトはより大きなものとなる傾向があります。

先週で言えば、欧州ECBの政策金利の発表が典型的です。

ECBは政策金利を1.0%引き下げることを決定しました。

追加緩和の必要性はいろいろな場面で報告されており、市場では、その時期がいつになるのかという点に注目が集まっていました。

先週の前半では、今回は見送られるだろうというのが大方の予想でした。

その予想を裏切る形でドラギECB総裁は金利の引き下げを発表しました。

ドラギさんは、マイナス金利を導入した際も、かなりサプライズ的なタイミングで政策を発表しています。

個人的な印象としては、ドラギさんは敢えてサブライズ性を高めることで政策の効果を意図的に高めているのではないかと思っています。

この世界、先読みされて市場が織り込み済みと判断した場合、往々にして期待したほど政策の効果が出ないこともあります。

ドラギさんの発言は今後も要注意ですね。

さて、先週発表のあったその他の政策金利としては、オーストラリアが2.5%に据え置き、英国も0.5%に据え置き、カナダが1.0%に据え置きとなっています。

その他にも先週は重要指標の発表も多くあり、特に米国の雇用統計の発表前はポジションを調整する動きもみられました。

週を通じて米国の景気回復基調を裏付ける形となり、ジリジリと米ドルが買われた一週間でした。

これで秋からの相場の大方の流れは、ドル買い、ユーロ売り、円売りなのは明らかなように思います。

ただし、トレンドの中でも大小の調整は付き物ですから、ポジションを取る際は十分な注意が必要なのは言うまでもありませんね。

さて、今週、注目されるテーマは11日に発表となるニュージーランドの政策金利とウィーラーRBNZ総裁の発言です。

ニュージーランドは前回、それまで引き上げ続けていた金利を据え置きました。

また、通貨当局による通貨下落の見通しというのも気になるところです。

注意しておいた方がよさそうです。

また、今週はカーニーBOE総裁の発言が9日、10日の両日、控えていますので、こちらも注意は必要でしょう。

最後に、やはり気になるのはウクライナ情勢です。

停戦合意したようですが、破られるのが常なので、いつリスクオフに転じるとも限りませんので、ポジションを取ったら必ずストップを入れておいてくださいね。

ストップを入れておかなかった時に限って、有り得ない程の損を抱えてしまうのがこの世界の常です。

では、

※投資の判断は自己責任でお願いします。

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