レンサバを借りる
Home » テクニカル分析 » 誰と戦っているのか?

誰と戦っているのか?

category : テクニカル分析 2014.10.5 

今月から、少しずつではありますが、テクニカル指標の分析方法などについて、このコーナーで紹介していきたいと思います。

はじめにお伝えしておきたいことは、ここで言うテクニカルな話は、もう少し広義にとらえて展開していくつもりですので、メンタルの話も出てくるということを予めお伝えしておきます。

メンタルをコントロールするテクニカルな話もしていくつもりでいます。

さて、今日は正にそんな所から話を始めていきたいと思います。

ひとつ、みなさんにお聞きしたいことがあります。

【質問】
FXで『勝った』とは、どういうことですか?

考えたことありますか?

そもそも『勝った』って、誰と戦っているのでしょうか?

市場参加者の誰かとでしょうか?

それともFX会社でしょうか?

僕はこれまで、FX会社やインターバンクのディーラーだと考えてきました。

でも、最近は違うのではないかと思っています。

FXで『勝った』という表現は、『儲かった』と同義ですよね。

実際に利益を得た状態にして始めて『儲かった=勝った』と言えるのですから。

では、含み益を出している状態は『勝った』と言えるのでしょうか?

それは、みなさん、違いますよね。

『勝つ』可能性が高い状態にあるかも知れませんが、勝ってはいません。

つまり、次の瞬間、含み損に変わるかも知れません。

未来に自分の持っているポジションがどういう状態なのか、知る術はありませんから。

一年後のポジションに含み益が出ているのか、含み損を抱えているのか、そんなことは誰にも分からないわけです。

ただ、ひとつだけ分かる状態があります。

それは、ポジションを持っていないという状態です。

ポジションを『持っていない=クローズした』という状態は、自身の決断によりもたらされる状態なので、これは知る術があります。

そして、含み益が出ている状態で手仕舞を決心してポジションをクローズしてしまえば『勝ち』ですし、欲張ってポジションを引っ張った結果、含み損に変わってしまい、その状態で手仕舞いを決心したのなら、『負け』になります。

つまり、勝ち負けどっちに転ぶか分からない勝負事で未来をどちらかに決定しているのは自分自身であり、それは自分が一番分かっているのだということを今一度確認しておいて欲しいのです。

そして、もし、あなたに永遠の時間が与えられている場合には、あなたはFXで負けることはないでしょう。

なぜなら、ポジションに含み益が出るまでひたすら待てば良いのですから。

為替相場は株式相場と違い、国と国の通貨の交換比率の話ですから、1年後に紙くず同然になってしまうということは考えられません。

特に主要通貨間の場合には、どちらかの通貨が一方的に上昇し続けるということは考えられません。

待っていればいずれ調整が入り、また、情勢が変わって反転してくるものです。

つまり、為替はある一定の範囲を行ったり来たりする傾向が強いということも今一度確認しておいてください。

ということは、どんなタイミングでポジションを持ったとしても、待っていれば必ず勝てる瞬間は来るということです。

であれば、FXで『負けた』という状態は、実は、誰に『負けた』のかと言えば、実は、時間に『負けた』と言いえるのではないでしょうか?

FXというゲームは、実は、『時間』を相手に戦っているゲームなのです。

相手である『時間』は、お金には興味がありません。

興味があるのは、僕たちの『時間』です。

僕たちに長い『時間』を使わせれば、彼らにとっては『勝ち』なのです。

僕たちに与えられた『時間』は有限です。

それも、為替相場の変動周期を考えれば、それほど長い時間が与えられている分けでもありません。

為替相場の一周期が仮に10年だとした場合、人生80年の場合で8回しかありません。

実際、相場を張れる時間は60年あれば長い方です。

そうなれば、6回しかありません。

『時間』との勝負に勝って、僕たちが真に『勝った』と言えるのは、
『短い時間投資』の上で『利益』を上げた場合のみです。

そういう意味では、スキャルピングで利益を上げている人が真の勝ち組と言えます。

なぜ、今回、長々とこんなお話をしたかと言うと、これからこのコーナーでお話していく基本的な軸となる考え方がここにあるからです。

ここの理解なくしてテクニカルなうわべだけをお話しても、得られる事は少ないでしょう。

次回からは少しずつ具体的なテクニカルの話をして行きますので、ご期待ください。

では、

※投資の判断は自己責任でお願いします。

コメントフォーム