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高値掴みをしないために

category : テクニカル分析 2014.11.24 

先週は、ボリンジャーバンドのσラインを使用したエントリ方法についてお話しをしました。

その中で、強いトレンド相場が発生した場合にローソク足が1σラインと2σラインの間、もしくは、2σラインと3σラインの間を上下しながらトレンド方向へ値を伸ばしていくケースがあることをお話ししました。

この現象をバンドウォークと呼んでいます。

今日は、このバンドウォークとエグジットのタイミングのお話しをします。

仮に、運良くというか、狙い通りにトレンドが発生し、ローソク足が±2σラインに沿ってバンドウォークを始めたとします。

例えば、上昇トレンドの場合、ローソク足の終値がσラインの外側で下値を切り上げるように陽線が並び、トレンドの経過と共にミドルラインからの乖離も大きくなってきたとします。

さて、問題は、どこでエグジットする(手仕舞う)か、です。

往々にして経験の浅いトレーダーは利を急いで一番美味しいところを残してエグジットしてしまいます。

思い当たる人も多いのではないでしょうか?

これは人間の心理的な特性とも言うべき傾向で、仕方ないとも言えるのですが、これではいつまで経っても勝てるトレーダーにはなれません。

そして、この利を急ぐクセは、実は、その後の大きな損失を呼び込んでしまうため、早い段階で克服する必要があります。

それはどういうことかと言うと、利を急いでトレンドの早期にエグジットしてしまうと、その後に値が更に伸びた場合、自分のエグジットした価格を知っているだけに、なかなか最エントリーすることができなくなります。

例えば、ドル円を110円で利確した後に111円で再度ポジションを構築するというのは心理的に難しい訳です。

ところが、更に価格が上昇して113円になった頃、111円ではエントリーをためらった人が、突然慌てたようにエントリーする訳です。

なぜなら、トレンドに乗り遅れたという焦りと、もっと上昇しそうだという値ごろ感で再度参戦してしまうわけです。

と、どうなるか?

そう、それこそ正に、高値掴みです。

エントリーした後に、あれよあれよと言う間に値が下がって大損を喰らうわけです。

実は、トレンドの最終局面は、相場の勢いが一番強いため、引き込まれるように参戦してしまうのです。

この高値掴みをしてしまう原因のひとつが、トレンドの早期に利確してしまうことによる心理的な焦りが原因なのです。

では、どうしたらよいのでしょうか?

僕は、メンタルを鍛えろとは言いません。

もっと有効な手段があります。

それをルール化して機械的に執行していけばよいだけです。

では、その手段をご紹介しましょう。

と言っても、そんなたいそうなことではありません(笑)

方法はいくつかあります。

よく、ボリンジャーバンドを解説した本に書かれていることですが、トレンドの発生している側とは反対側のσラインに注目します。

例えば、上記のように、上昇トレンドにある場合には、−2σラインに注目します。

トレンドが発生している状況では、ボリンジャーバンドは外側へ急激に開いて行きます。

そして、そのトレンドの勢いが衰えてくると、上昇トレンドでは、−2σラインが+2σラインに先行して内側に閉じてきます。

この動きが出てきたらエグジットの準備を始めます。

つまり、この動きが始まるまでひたすら待ちます。

実は、ほとんどの本はここまでの説明で終わっています。

非常に残念です。

確かに過去のチャートで検証すると、なるほどと思えるケースが見つかります。

しかし、こと大相場に関してはまったく役に立たないのも事実です。

なぜなら、この動きには騙しも多いからです。

一旦閉じる動きを見せたとしても、トレンドの勢いが強い場合には、再度外側に開いて、今度はミドルラインとσラインが同じ方向を向いてトレンドを継続し始めるのです。

では、どうするか?

実は非常にメンタルに左右されずに機械的に執行できる有効な方法があります。

次回は、その方法についてお話します。

では、

※投資の判断は自己責任でお願いします。

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