レンサバを借りる
Home » テクニカル分析 » スイスフランの爆上げの次は?

スイスフランの爆上げの次は?

category : テクニカル分析 2015.1.18 

前回、書いた通り、

「今年は、波乱の年」

のようです。

先週、スイス国立銀行(SNB)が対ユーロに対するスイスフランの上限を撤廃しました。

これを受けてEUR/CHFは一気に0.9665スイスフランまでスイスフランが買われました。

対ドルでは0.7406スイスフラン、対円で155.37円まで高騰しました。

これには僕もびっくりです。

まさに不意打ちです。

このSNBの動きを事前に予測できたトレーダーはいないのではないでしょうか?

事実、昨年の4月14日に某FX会社のホームページに記載された

「スイスフランの上限はいつ撤廃されるのか?」

という記事において、

「スイスフランの上限はまだ当分撤廃される様子はなさそうである。撤廃されるとしたら、ユーロ/スイスフランのレートが1.3や1.4まで戻り、1.2の上限が事実上不要になった時であろう。」

と述べています。

なにせ通貨高に対する通貨防衛策の場合、輪転機でお札を刷れば事足りるため、やろうと思えば無制限の介入が可能であることは事実です。

そのためこの時期にスイスが上限を撤廃する可能性を指摘するアナリストもいませんでした。

スイスがリーマンショック後に急速に進んだスイスフラン高を抑え込む対策として打ち出したのが

「対ユーロの上限を1.2CHFとする」
「そのためには無制限の通貨介入をする」

という強い意志を市場に注入するというものです。

それから実に3年間、スイスフランは上限を1.2CHFにキープしています。

日銀と違って、この辺の存在感は桁違いで、これまでうまく機能していました。

そんな事実もあるため、ほとんどスイスフランはユーロペッグ制に移行したかのように写っていたのも事実です。

では、なぜこの時期に上限を撤廃したのか?

恐らく、近々行われるであろうECBの追加金融緩和の影響によるユーロ売り、スイスフラン買いに対して、今回ばかりは阻止できる規模ではないと推測したものと思われます。

各種報道の通り、

「お手上げ」

といったところだと思います。

となると、今週、22日のECB理事会で追加金融緩和の決定がなされる可能性が断然高くなってきました。

その規模もインパクトのあるものになりそうです。

事実、

クーレECB理事が、

「効果的なQEのために規模は大きくなるべき」

とコメントしています。

僕は3月を予想していたのですが、どうなるでしょうか。

今週は注意が必要です。

では、

※投資の判断は自己責任でお願いします。

コメントフォーム