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FX エグジット戦略を極めろ

category : トレード戦略 2012.6.20 

今週から、FX取引における戦略について、
場面毎に必要となる戦略について、お話して
います。

先号では、トレンドフォロー戦略について
お話しましたね。

本号では、エグジット戦略についてお話しま
す。

エグジット戦略は、つまり、ポジションを
クローズする際に必要となる戦略です。

ポジションをクローズするのに戦略が必要な
のか?!

と思われるかも知れませんね。

確かにそうですね。クローズするとなった
ら、もたもたしないでクローズしちゃえ、っ
て感じですよね。

でも、クローズ戦略は、それ程単純ではあり
ません。

まず、勝っている時と負けている時で戦略が
異なります。

たとえば、あなたは、今、ドル円のロングポ
ジションを取っているとします。そして、為
替はエントリーラインを割って損失を拡大し
ています。

この状況であなたはどんな戦略を取ります
か?

1.ストップオーダーを入れているので静観
する

2.反転の見込みが無いのでストップを待た
ずにポジションをクローズする

3.ストップラインを下げれば反転しそうだ
から、ストップオーダーを変更する

僕の答えは、1番目です。あくまでエント
リー時に立てたストーリーを貫き通します。
その結果としてストップに引っかかったとし
ても、それは、元々、損失額を受け入れた上
でエントリーしたのですから、その損失分は
想定内のはずです。

では、2番目はどうでしょうか?

確かにストップに引っかかる前にポジション
をクローズしているので、損失額も低く抑え
られているので一見、ベストなように思えま
す。

では、この戦略のどこに問題があるのでしょ
うか?

2番目を選択したあなたは、

「損失額を低く抑えたい」

と考えて早めに損切ったのではないですか?

少しでも損失額を低くしたいと誰しも思う事
です。

しかし、この「損失額を低く抑えたい」とい
う感情が、やがて、大きな損失を呼び込みま
す。

「なんとかもう少し損失額を減らしたい」

という感情が、実は、3番目の愚行にあなた
を走らせるのです。

もうそろそろ反転するかも知れない、という
根拠の無い自分勝手な期待に惑わされ、
ストップラインをエントリー方向とは逆方向
へ移動させてしまうのです。

大抵、あなたの期待は裏切られます。

そして、損失額を膨らませてしたうのです。

【鉄則】
ストップラインは動かさない。動かす場合
は、エントリー方向のみ。

一方、あなたが勝っていて、もうすぐエント
リーする際に想定していた利確ラインに到達
しそうな勢いの場合はどうでしょうか?

1.利益確定売りの指値ラインで利確するの
を静観する

2.反転してしまうかも知れないので、今す
ぐ利確する

3.持っている枚数の半分を利確して、様子
を見る

さて、如何ですか?

僕の答えは、3番目です。

以前にもお話しましたが、人間というのは、
今持っている利益を失うことを非常に恐れま
す。

だから、下がってしまうかも知れないという
不安に惑わされ、早すぎる利確をしてしまう
のです。

ポジションをクローズした途端、更にもう
一段上げたという悔しい体験をあなたもして
いるのではないですか?

ですから、2番目の答えは、非常にもったい
ない行動であって、そこに何ら戦略を感じ取
ることはできません。

そして、1番目の答えは、エントリーする際
に立てたストーリーに従って行動している点
は称賛に値します。

しかし、やはり戦略という意味では、物足り
なさを感じます。

もし、1番目の戦略を取るなら、為替が更に
上げて行った場合の戦略も考えておかなくて
はなりません。

たとえば、次の押し目でエントリーした場合
の利幅や、そもそも、もう一度エントリーす
るだけの勢いがトレンドにあるのか、などで
す。

この判断をリアルタイムでこなすには相当な
トレーニングが必要となります。

やはり戦略は、エントリーする時にすべての
起こりうるケースについて検証し、あなたの
取るべき行動をシナリオ化しておく必要があ
るでしょう。

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