レンサバを借りる
Home » テクニカル分析 » FX! スローストキャスティクス

FX! スローストキャスティクス

category : テクニカル分析 2012.7.9 

本号からはスロー・ストキャスティクスについてお話します。

スロー・ストキャスティクスは、オシレーター系の代表格みたいなツールで、
僕のWeeklyスキャルプでも使用しますので、その特性をよく理解してくださいね。

スロー・ストキャスティクスは、ストキャスティクスから派生したテクニカルツールです。

ストキャスティクスは、過去m日間の最高値と最安値に注目し、現在の価格がそのレンジ内でどの辺に位置しているのかを数値化した%Kラインと、過去m日間の終値から過去n日間の最高値を差し引いた合計を、過去m日間の終値から過去n日間の最安値を引いた合計で割った%Dラインの二本から構成されます。

%K=(C-Lm)/(Hm-Lm)x100
%D=(Hn)/(Ln)x100

C:現在の終値
Lm:過去m日間の最安値
Hm:過去m日間の最高値
Hm-Lm:レンジ
Ln:過去m日間の終値から過去n日間の最安値をそれぞれ引いた数値の合計
Hn:過去m日間の終値から過去n日間の最高値をそれぞれ引いた数値の合計

ここで、理解しておきたい本質があります。

ストキャスティクスの算術式を良く見て欲しいのですが、%Kは、過去m日間におけるレンジに対する割合で表されます。

つまり、日々、このレンジは変動することになります。

例えば、上昇トレンドなどで日々高値を更新しているような状況においては、日々レンジ幅が拡大しつつ、%Kが高値圏に張り付いて横に走る形となります。

下落トレンドでは、日々レンジを広げながら%Kが安値圏に張り付いて横に走る形になります。

市販の書籍には、高値圏(80%以上)や安値圏(20%以下)になると買われ過ぎや売られ過ぎだからポジションをクローズするなどと書かれているものも見受けられますが、まったくの誤りです。

高値圏や安値圏に入ったからといって、いつトレンドが反転するかは、ストキャスティクスをいくら見ても分かりません。

実は、大相場では、高値圏や安値圏に入ってからが大きく値が動きます。

慌ててポジションをクローズすると、残念な思いをすることになりますので、気を付けて下さいね。

コメントフォーム