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虎穴に入らずんば虎子を得ず?

category : テクニカル分析 2013.6.27 

先日、トレーダー仲間のひとりからコーチングの依頼を受けました。

彼は別に初心者というわけでもありません。

FXの経験年数は2年ほどです。

その彼が僕に、個人的にトレーディングに関するコーチングを依頼してきたのです。

理由を尋ねると、

「どうやっても利益が積み上がって行かない」
「ドカーンと負けることが多い」
「色々なテクニカル指標を試してみたけど今一つしっくりしない」

と言うのです。

なるほどなぁと思い、トレードノートを見せてもらいました。

結構、詳細にエントリやエグジット時の相場の状況やら、エントリした理由などが記されていたのには関心しました。

そのトレードノートをパラパラめくりながら負けたトレードに目を通して行くと、奇妙な共通点をふたつほど見付けました。

1つ目は、朝8時台にポジションを取っていること。

2つ目は、大負けしたトレードはすべて天底で売買していること。

少し理由を聞くと、1つ目の朝8時台にポジションを取る理由については、出勤途中の電車の中でチャートを確認して、上がりそうな、もしくは下がりそうな通貨を探して、仕事が始まる9時までにポジションを取る習慣なのだそうです。

2つ目の理由は、値が急激に動き始めると居ても立ってもいられず、飛び乗ってしまうことが多いのだそうです。

過去にそれで大きく勝てたこともあったのが忘れられないとも言っていました。

僕は彼に以下のようにアドバイスしました。

「朝8時にポジションを取るのは止めましょう。」

「飛び乗るのは止めましょう。」

実際には、その理由と具体的に抑制するためのポイントをアドバイスしたわけですが、ポイントとしては、これだけです。

ここでは、理由をご紹介しますね。

まず、なぜ、朝8時にポジションを取るのを止めるようにアドバイスしたのかと言うと、彼の場合、毎日の日課のようになっていたためです。

これは完全にポジポジ病です。

つまり、勝つためにトレードしているように見えて、実は、ポジションを持っていないと落ち着かないという典型的な負け組の心理状態だったからです。

「虎穴に入らずんば虎子を得ず」ということわざも有りますが、虎穴に入ってどうやって虎子を得ようとしているのかの戦略がなければ、食われてしまうのがオチです。

特に朝の8時台にポジションを取るのは、タイミング的には最悪です。

なぜかと言うと、9時から9時半に掛けてトレンドが反転する場合が結構あるからです。

つまり、9時以降の流れを見ずにポジションを取る事は、かなりギャンブル的なトレードのやり方になると考えていいでしょう。

次に、2つ目は、説明の必要もないと思うのですが、簡単にお話すると、トレードの基本は、エントリする前にトレードのシナリオを描いておくのが鉄則になります。

つまり、どこでエントリしてどこでエグジットするか、そして、どうなったら損切りするか、という一連のシナリオを描いてからエントリするのが鉄則になります。

飛び乗る時、シナリオが描けていればよいですが、そんな事はないでしょう。

きっと、その瞬間は頭の中が真っ白な状況だと思います。

このようなトレードも、言ってしまえば、ギャンブルと同じです。

勝算もないのに適当に相場を張っているうちは、利益が積み上がらないのも無理ありません。

みなさんにも思い当たる節があれば、気を付けて下さいね。

では、

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